3枚目のシングルとして僕が書いたのはこのアルバムにも収録されている「サヨナラ」だった。「身を削って人生を歌う」という作り方ではない楽曲を早いうちに提示したかったのだ。
ところが、レコーディングまでほぼ終わっていたにもかかわらず土壇場で「サヨナラ」は制作中止。その後、「もう1曲身削りソングを」というスタッフの意向に動かされて書いたのがこの曲である。
「水曜どうでしょう」で全国区となった鈴井貴之さんやギタリストの古川昌義さん等、年上の方に「僕は『最後に咲く花』が1番好きだ」と言ってもらえている。
誰かに褒められるのはやっぱり嬉しい。それが自分の尊敬する人や目標としている人ならばなおさらだ。