【recording data】
word & music 坂本サトル
recorded at 音屋ホール (2017 福島県相馬市)
坂本サトル：vocal, electric guitar, acoustic guitar
渡辺洋一：electric guitar
坂本昌人：bass
鈴木慎也：drums
 
 
【坂本サトルによるセルフライナーノーツ】 
仙台にもう20年以上通っている「文司（もんじ）」という焼き鳥屋があって、カウンターだけのその店は「飲んでるといつの間にか隣の人と盛り上がってしまった」ということがよくある。ある日、そこで出会ったある女性がボソッとこんな事を言ったのだ。「旦那には情はあるけど愛はない」。
目からウロコであった。愛と情は分けて考えられるのだ！そこから歌詞を書き出した。愛を「A.I.」と表記することで「G.I.ジョー」のパロディと見せかけて人工知能を揶揄してしまおう、情はカタカナで表記してあしたのジョームードも漂わせて…と立体的に遊びつつ。
この曲も含め、今回の収録曲に言葉遊びが多めなのは、ここ数年楽曲提供の仕事が多かった影響と自己分析。
ボーカルは立ってハンドマイクで歌った。歌RECでのハンドマイクは初めての経験だったが興奮するもんだなハンドマイク。テンションの上がり方が我ながら半端なかった。57（SHURE SM-57）をレコーディングでボーカル用として使ったのも初。
エレキは左が私で右が渡辺。ラストのサビで出てくるエレキのカウンターメロは私。アコギはギルド。ワウのプレイが見事なソロはもちろん渡辺。ちなみに仮タイトルはイントロの雰囲気から「ターミネーター」でした。

 
 
【坂本昌人】 
ヘビーなリズムと疾走感溢れる8ビートとの対比が気持ちいい。

 
【鈴木慎也】
ドラマーとしては「ガガガガ、ガガガガ」のスキマに入るスネアが気持ちいいのです。

 
【渡辺洋一】
こういう曲、僕、大好きです。