M02. Carcharodon megalodon (カルカロドン・メガロドン)
 

【recording data】
word & music 坂本サトル
recorded at 音屋ホール (2017 福島県相馬市)
坂本サトル:vocal, electric guitar, harp
渡辺洋一:electric guitar
坂本昌人:bass
鈴木慎也:drums
森山公一:shark
 
 
【坂本サトルによるセルフライナーノーツ】 
(恐らく)世界初、鮫の歯の化石が語り手という曲。
相馬でのレコーディングの最中に姪っこ(マットの娘)がカルカロドンメガロドンという古代鮫の歯の化石を発見した、というニュースが飛び込んできた。聞けば戦国時代の城跡から発見されたのは全国初だということで記者会見が開かれるほどの大発見なのだという。その後、マット(昌人)がすっかり落ち着きを無くしてしまい全然レコーディングに集中してくれなかったのには参ったが、こうして曲のネタにさせてもらったのとベースのプレイが素晴らしかったからから良しとするか。
元々ミドルテンポのずっしりした曲だったが森山のアイディアでこのテンポになって、鮫の歌詞と相まって疾走感溢れる曲に仕上がった。
ところで、僕は1997年あたりからこれまでレコーディング時に全ての曲を椅子に座って歌ってきた。
ピッチもリズムも安定するから、という理由だったのだが、ふとした思いつきで今回(2017年)のレコーディングから20年ぶりに立って歌って録ってみた。これがまた意外なほどしっくりきてしまったので2017年製の6曲は全て立って歌っている。
この曲や「A.I.ジョー」のガッツリ感はこの「立ち歌い」によるものかと。
ミュージシャンクレジットの「shark」だが、ブレイク後のサビで森山が左の方で「シャッ!シャッ!」とやっているのがそれ。間奏のハープはプリプロ時に仮歌を歌いながら吹いたものをそのまま使っている。
エレキは左が私、右が渡辺。間奏時に出てくるオクターブ上のリフも渡辺。

 
 
【坂本昌人】 
思いっきり音を歪ませてピック弾きでゴリゴリッ!気持ち良いー。
レコーディング中お騒がせしたメガロドン騒動も、曲になった事で一応オトシマエはついたかなと勝手に思ってます(笑)。

 
【鈴木慎也】
長い間息をひそめて、出てきた時の解放感!
ちなみに、俺はマットの事を、まさどんと呼びます。

 
【渡辺洋一】
時空を超えるぜ。