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vol.29「東北人への誤解と九州人への誤解」
★ 2005年03月11日(金)
朝7時半過ぎに迎えが来て、ラップランド号にて羽田へ。9時半の便で宮崎へと飛ぶ。
明日は2年連続の公演となった宮崎県門川町でのライブである。その前日に宮崎キャンペーンとしゃれこんだわけですな。
驚いたのは空港に門川のみなさんが出迎えに来ていたこと!
ほぼ徹夜状態だったために機内で熟睡してきた寝起きの僕は、完全に「素」の状態で油断しきって到着ロビーに出たのだが、そこに待っていたのは花束とポスター(もちろん私の)を抱えた集団!
僕を出迎えるためだけに車で2時間もかけて来てくれたのだ!
しかし生放送の出演時間が迫っていたため、ほとんど話もできずにみんなとはお別れ。明日ゆっくりと!
僕らを出迎えてくれたのはもう1人。そう、宮崎といえばやはりこの人、FM宮崎の「よね」こと米谷アナウンサーである。そこから夜まで、彼女の完璧なるブッキングと同行により怒濤のキャンペーンが展開。毎度の事ながら素晴らしい動きだよ、ヨネ原人!(小林と私のみが彼女のことをこう呼んでいます。ちなみにみちのくプロレスのレスラーの名前)
勝手に呼んでしまおう、君を「ラップランド宮崎支局長」と!
東京じゃないから花粉は大丈夫だろう、という私の根拠のない思いこみは見事にはずれ、夜の食事会の時には重度の花粉症の症状が!聞けば宮崎県は日本一のスギの産地なのだという。…薬も目薬も全部持ってきませんでした…。
明日は早起きして薬局行こうっと。
★ 2005年03月12日(土)
まだアーケード街のほとんどの店が閉まっている早朝、タオルで口と鼻をかくした男が薬局を探して宮崎の街をさまよっていた。男はようやく1軒の小さな薬屋を見つけ、マスク、内服薬、目薬、点鼻薬の花粉対策4点セットを買い込み、ミスタードーナッツでドーナッツを3つとコーヒーを買って、満足気にホテルの部屋に戻っていったという。
というわけで完全装備完了。門川へ向けて出発だ!
宮崎市内から門川へは国道10号線を北上すること1時間半。今日のように天気がいい日は最高のドライブコースである。
いつものお菓子屋で「なんじゃこら大福」の姉妹品「なんじゃこらシュー」を買った後は運転手のヨネ原人と運転を交代して門川へと向かう。「知らない道」「運転したことのない車」という好条件がそろってしまったのだ。この運転好きの血が黙っていられようか。
しかし1時間ほど走ったところで睡魔に襲われ、さっさとヨネ原人に運転席を明け渡したりしつつ、無事、予定通りに門川着。ああ、今年もやっぱり国道10号線に私の看板が…。
昨年、この町を初めて訪れライブをやった。その時の感想を一言で言うなら「過去最高の歓迎を受けました」であった。去年は、後ろ髪引かれつつライブ終了後宮崎まで帰ったのだが、できることなら来年も来たい、そして門川に泊まりたい、と強く思ったものだ。その念願かなって今年も呼んでもらえ、そしてホテルも門川の隣の日向市にとってもらった。待ちに待ったこの日だったのである。
昨年同様、ライブの中盤にヨネ原人による質問コーナーをはさむ、という門川独特のライブは、昨年以上に盛況に終わった。集まった観客は200名以上。僕の場合、間違いなく九州で1番集客力があるのは宮崎県の県北にあるこの小さな町、門川町なのである!
ライブ終了後、これまた恒例となった希望者を募っての楽屋打ち上げ。なんと一般の観客が希望さえすればこの打ち上げに参加できるのである。去年、初めてこの話を聞いた時には「ほんとかよ」と正直戸惑ったものだが、実際やってみるとこれがまた非常に有意義だったのである。僕の方からの希望もあって、今年もまた、となったわけだ。
小1時間ほどの楽屋打ち上げが終わった後は、なんとその会館の大広間を借り切っての大打ち上げ開始。こんなことがあり得るのも小さな町ならではである。
東北で生まれ育った僕が「九州の人って酒強いんだろうなー。いっつも焼酎ガバガバ飲んでるんだろうから」と思いこんでいるのと同様、門川の人達は「東北の人って酒強いんだろうなー。いっつも日本酒ガバガバ飲んでるんだろうから」と思いこんでいるようであった。
僕は元々、酒をたらふく飲んでもあまり顔に出ないのだが、それを見た門川の人達は「やっぱりすごいわ、東北の人は。全然顔に出ないもの!(門川弁で)」と、5分に1回ぐらい言って、その度に僕のグラスに芋焼酎をググーっと注ぐ。初めののうちはお湯割りだったはずが気が付けば直接グイグイと…。
その東北の人もさすがに酔っぱらってしまった朝3時半過ぎ、突然誰かが「よし!坂本さんを胴上げしようじゃないか!(門川弁で)」と言い出した。「おおーっ」と男衆が集まってきて僕を取り囲む。
1度…2度…そして3度。私は門川の空(正しくは宴会場の天井近く)に舞ったのであった。ああ…もうわけがわからない…。
最後は、全くそろっていない人間アーチの中をくぐり、タクシーに乗り、明け方近くに僕らはようやく日向市内のホテルに到着したのであった。
いやー楽しかった!というかすごかった。門川のみなさん、本当にありがとうございました!来年も必ず来ます。呼ばれなくても来ます。
完全に「親戚ができた」という感じですな。いつかプライベートで来るぞ。
【本日のメニュー】
FM宮崎公開録音「かどがわハートフルライブ」@宮崎県門川町
M-01. 大丈夫
M-02. 別れの時
M-03. サヨナラ
M-04. Film
M-05. また明日
M-06. 素敵な日々
M-07. それが愛だと
- 質問コーナー -
M-08. 百年の孤独(EPO カバー)
M-09. 眠れぬ夜(オフコースカバー)
M-10. 夜空に咲いた花
M-11. アイニーヂュー
M-12. 君にくらべれば(新曲)
M-13. 天使達の歌
M-14. 愛の言葉
(日々の営み2005年3月11,12日分より)
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