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vol.17「子育て中のあなたへ」
約3年ぶりの横浜でのライブ。
今日の会場は事務所から車で30分ほど。
ご近所さんでのライブだ。
本番前、楽屋に小田(和正)さんのマネージャー木下さんとスタッフの望月さんが現れる。
「大将(小田さんのこと)が『とにかく頑張りなさいよ』って言ってたよ」とのことであった。
シングル「ドライブ」を作っている時に小田さんは「リスクのないことなんかやったってしょうがないんだ」と言った。その時はなんとなくわかったようなつもりでいたが、今ならそれがどういう意味なのか良くわかる。
いつかまた、胸を張って小田さんに会いに行こうと思う。
今夜のライブ。
このツアーで最も年齢層が広かった。とてもいい雰囲気。
会場に1人小さな子どもがいて、話したい時に話し、行きたいところに行き、眠りたい時に眠り、パパママに手を焼かせていた。
なごむなー。
もし、これを読んでる人の中で子どもを連れて行ったらみんなに迷惑をかけてしまうんじゃないか?と、ライブに行くことをためらっている人がいるとしたら、そんなパパママに言いたい。
子ども、試しに連れて来て。
さすがにギャンギャン泣かれてるとつらいが、多少のことは気にしませんので。
と言うか、力が入りすぎてる時や、どうも今日は調子出ないな、と思ってるライブの最中に子どもの声が聞こえたり、好き勝手にやってる姿が目に入ったりすると、急に気持ちが楽になってそこから気分をスパッと変えられたりするから、むしろ1会場に1人は欲しいぐらいなのだ。子ども。
試しに連れてきてみて「やっぱりだめだった。もう少し大きくなってから」と思ったのならそうすればいいし、「あら?思ったよりいい子だったわねー」と思うかも知れない。子どもというのはいつだって親の予想を裏切るものだ。
子育てに追われる女性達よ。ぜひ僕のライブへ。
それから僕のライブに来てくれるみんなへ。
会場で子どもが少し騒いでいても、おおらかな気持ちで容認してやって欲しい。
あなたにもいつか子どもができて、「この子がいるからライブに行けなくなった」と思ってしまう日が来るかも知れない。
そんな時に子連れでも行けるライブの存在がどれほど重要か、きっとわかってもらえると思うのだ。
ただし、常識と良心に従って「こりゃいくらなんでも騒ぎすぎだ」と思われたら、ちょっと会場の外で遊ぶなどの対策をよろしく。お菓子とかも準備しといた方がいいね。
そんな子どもの存在もあって、僕はとても穏やかな気持ちでライブを終えたのであった。
【Sakamoto Satoru Tour 2003 PRIDE】
19本目@横浜 CLUB 24(神奈川県横浜市)
◆ 本日の動員:79名(累計1479名)
◆ 本日のプライド:6枚(累計309枚)
◆ 本日の打ち上げ:なし
◆ 本日のお召し上がり:なし
◆ 本日のご宿泊:家
(4月11日「日々の営み」より)
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