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vol.16「宇宙一坂本サトルを応援する店」

約2年半ぶりの全国ツアー「PRIDE」。
ライブがない日は体と声を休められるのか?と思いきや、なかなかそうはいかない。
今日はそんな1日を紹介。


昼過ぎからAir-G'にて4月からの新番組「アルキタウタノチカラ」4月2日放送分を収録。
何年やってっても新番組、1発目の収録というのは緊張するものだが、この番組については、僕もディレクターの太郎ちゃんも「これまでの『ウタノチカラ』の拡大版」という認識なので、いつもの収録と全く変わらぬ雰囲気で予定通り収録終了。生歌あり。

その後、今日で?十年のDJ生活にひとまず終止符を打つ、という北海道が誇る女性DJ、中田さんの番組「T.G.I.F.」最終回に生出演。
4年前の弾き語りツアーの時に餞別をくれた中田さんは、僕にとって、恩人でもあり、いとこの姉さんのような存在であった。僕など足元にも及ばないほんとに素晴らしい喋り手だった。中田さんの番組、好きだったなあ。
そんな中田さんの新しい人生のスタートに「天使達の歌」を歌った。
中田さん、長い間お疲れ様でした!


その後、ダッシュで札幌市内のアーケード街「狸小路」にあるCDショップ「キクヤ」に移動。今日はここで久々のストリートライブがあるのだ。
この「キクヤ」は自称「宇宙一坂本サトルをプッシュする店」ということで、4年前のCD実演販売の時にまさに宇宙一ではないかと思うほどに僕を支えてくれた店だ。
僕のために申し訳ないほどのスペースを確保して一大坂本サトルコーナーを展開してくれた。近所のお店のクレームにもめげず、何度も店の前で歌わせてくれた。そのライブはお店の立地条件とも相まって毎回とんでもない数の人が集まり、「キクヤの前での坂本サトルのストリートライブ」というのは一時期、狸小路の名物と呼べるほどだった。
この店だけで売った「天使達の歌」の販売枚数は、インディーズ盤、メジャー盤あわせて1500枚以上。少なくとも売上枚数においては宇宙一であった。
それはファンの間でも伝説となり、「やっぱりサトルの新譜買うならキクヤでしょう」という声や「北海道に旅行した時にあの有名な『キクヤ』に行って写真撮ってきました」という声が聞こえるまでとなった。
しかしその後、僕を応援する中心人物だったスタッフがあいついで店を去り、キクヤとはそれっきり、であった。いや、それっきりなのだろうと勝手に思ていた。

ところがである。

僕の所に「キクヤで『プライド』が週間チャートの3位に入った」という情報が入ったのが3月半ば。
「なにー?」ととりあえずキクヤのHPを見ると、確かにその週のチャートの3位に「プライド」が入っている。「おー」っと驚きながらそのページを見ていると、なんと!「宇宙一坂本サトルをプッシュする店」という一文が…。まだ、…まだ応援してくれていたんだ…。
その時の僕の気持ちをなんと表せば良いか。うれしくて申し訳なくて、勝手に「それっきり」と思ってた自分が恥ずかしくて…。

よし、ストリートやろう。
僕が気付かずにいたこの数年間もキクヤは変わらず僕を応援していたのだ。その気持ちに応えるというか、これまでのご無沙汰を詫びるというか。とにかくキクヤでストリートをやるのだ!
そう勝手に決めた僕はまずマネージャー小林にそう話した後、キクヤのスタッフに直接電話。僕の気持ちを伝え、ぜひまたストリートライブをやらせて欲しい、と頼み込んだのだ。
その時のキクヤのスタッフの喜びようといったら…。
いやー、ほんとに今まですいませんでした。

というわけで実現した本日のストリートライブなのである。
声の事を思えば、休みたいというのが正直なところだが、何といっても今日のライブ、言い出しっぺはこの私なのである。何が何でもやらねば。

何年ぶりかのその場所でのライブは色んなことを思い出して感慨深いものとなった。

札幌市、狸小路、「キクヤ」。
札幌においでの際はぜひ。


夜、Air-G'に戻って「アルバイト北海道(通称アルキタ)」とAir-G'発行のフリーペーパー「エアボン」の共同取材。札幌のアマチュアミュージシャンと対談。


そして21:30からレギュラー「ウタノチカラ」最終回の生放送。
最終回とはいうものの、4月からは「アルキタウタノチカラ」とタイトルが変わるだけで1時間番組に拡大するわけなので、いわゆる最終回的な雰囲気は全くなし。


以上にて、本日のお仕事終了!

というわけにはいかず、スタッフと晩飯を食べた後、ホテルに戻って「LGM vol.2」後半部分のチェック。
気になったところ、修正箇所を電話&メールでデザイナー笛木氏に連絡してほんとに本日終了!

寝るぞー。


(日々の営み2003年3月28日分より。一部加筆)





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