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vol.15「まさかの事態」

朝9時、山形市内のホテルを出発。秋田へと向かう。

微熱が続いている。
薬が効いているのだろう、咳の数が減って随分楽になったが、昨日無理をした分、声が出なくなってしまっている。

ということで、本日の秋田キャンペーンは僕の代わりにマネージャー小林が回る事となった。
他の地域ではちょっと考えられない事だが、秋田のマスコミの人達と小林の結びつきはとても深い。恐らくOKしてくれるだろう。


僕は今、ホテルの部屋でこの日記を書いている。
今日1日、声を使わず、薬を飲んで栄養と睡眠をとって、明日からのライブに備えるのだ。

秋田のみなさん、申し訳ない。
今日、僕が出演する予定だった番組には全て小林が出演します。
ま、それもめったにないことなので、どうか楽しんでもらいたい。

この穴埋めは必ず。


ということで寝ます。

おやすみなさい。



ー 以下、3月21日分追加 ー

ずっと寝ていたのだが、体調回復せず。
それどころか、夜になって熱が38℃を越えてしまった。

昨夜受診した山形の病院の先生の話を思い出す。
「インフルエンザの検査結果は陰性(インフルエンザではない)でしたが、かかり始めの時には陰性と出る事が多いんです。もしも明日になって熱が38℃を越えるようであれば、インフルエンザの可能性が高いので、必ず病院へ行って下さい」

すぐにスタッフに秋田市内の救急病院を探してもらい受診したところ「インフルエンザB型」と診断された。2,3日の安静が必要だ、と。


ということで、非常に不本意ながら、明日の象潟、そしてあさっての秋田でのライブは延期、とさせてもらいます。
何と言っていいやら…。
楽しみにしていたみなさん、本当に申しわけない。

ライブ延期についての詳細は22日の昼頃までには決定する予定だ。
体調を万全にして、近いうちに必ずまた来ます。

お詫びはその時にあらためてします。


これまでの音楽人生の中で、自分の体調不良のためライブを延期するのは初めての経験だ。
どうやってみんなに謝ればいいのかわからない。

しかもこのウィルスは咳などによる唾液で感染するのだという。
ということは、昨日の山形でのライブに来てくれたお客さんに僕が移してしまった可能性もあるということだ。
昨日のライブに来てくれた人の中で、風邪っぽい症状が出始めている人がいたら、ごめん、それ、インフルエンザの可能性が高いです。
これって損害賠償ものかもな。


秋田市内のホテルの一室でいたたまれない気持ちで夜を過ごしている。
ライブの借りはライブで返すしかない。
今考えられるのはそれだけだ。


とにかく治そう。



(日々の営み2003年3月21日分より)





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