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vol.5 緊急特集「私の秘密」

この特集は「隔週刊サトル vol.4」の中で僕が読者に向けて出した「あなたの秘密を教えて下さい」という質問によせられた回答を僕の独断で分類したものである。
「これは特集にしよう」と僕が思ってしまったその気持ちがあなたに伝われば、と思う。


それでは始めよう。
まずは、あらまあ、うふふ、と微笑ましい秘密から。


【ほのぼの系シークレット】

◆旦那の歯ぎしり&いびきがあまりにもうるさいので、寝返りをするフリをして裏拳(手の甲で殴る)をくらわせたの。旦那は驚いて飛び起きた。もちろん私は狸寝入り。
翌朝、「昨夜、殴られたんだけど…」と旦那。私は、「え?知らないよ」ととぼけた。


◆彼氏へ誕生日に渡したイチゴケーキ。
「ひょっとして手作り!?すげ〜!!」と褒められすぎて、「手作り」と嘘ついてしまった(汗)ケーキなんて作ったことないっちゅうの。


◆両親も弟も従姉妹も知らない私の秘密。
一昨年、バイクをやめるという条件でクルマを購入したのですが、実は今年の夏も車検とって、まだまだ現役です。しかも、大型二輪の免許までとってしまいました。
親にバイクはどうしたと聞かれるたびに、「あ〜、車検切れてるからそのまま放置してあるよ」と答えている親不孝者。


◆家族に秘密でタバコ吸ってます…。


◆修学旅行行ってきたんですけど、何日目の夜かに、自由時間に他の組の女子と二人っきりになって、話してたらイイ感じになって、それで、ちょっと・・・・・グッ、と・・・・・(ここで勘弁してください!ゴメンなさい!)


◆職場の裏庭で子猫かってます・・・


◆1ルームの部屋で夜中寝てるときに泥棒に入られた。(気付かず)


◆私はちょっぴり嘘つきである。たとえば彼氏に、職場の人とお食事会と言っておきながら、実はライブに行っている。ライブハウスが地下の時、携帯は圏外。「電話したんだけど、電源切ってた?」なんて言われたら、充電してた!とか・・。「その服いつ買ったの?」なんて言われたら、前から持ってたよ。とか。
かなり、内緒で出かけてます。まだまだ結構あったりして・・・。出かけている時に限って電話が来たりして、嘘ついちゃったりね。
これが私の秘密かな。


◆最近エロDVDを買いました。


◆痔になった・・・・


◆高校時、部活の先輩と裏ビデオを買う事になり、買ったは良いが全てノーマルモザイク有ビデオ。送られた先輩が激怒し、僕に「業者に電話しろ!」と。で、部活終了後みんなで公衆電話に固まり、僕が「こんなの裏ビデオじゃない!」と抗議した所、「そんなビデオ売ったら捕まるだろ!ふざけるな!」と、業者に逆ギレされた。


以上、ほのぼの系終了。
これから紹介する秘密に比べれば、なんて可愛らしいシークレットだったことか。
さあ、ここらあたりから徐々に笑えなくなってまいります。
まずはこれ。

【マネー系シークレット】

◆実は主人に内緒で私の母にお金貸してます。そうですねーかれこれ、400万ほどでしょうか。
独身時代に貯めてた自分のお金だけど、毎月「苦しい苦しい」って言ってる手前、どうしても言えません。


◆シルクスクリーンとかの版画(クリスチャン・ラッセンとか笹倉哲平とか。サトルさん解ります?)にハマり、買ったわ買ったわ。実は1枚20〜70万くらいするのよねー。
いやぁ自分でもバカだなーと思いつつ、でも見ると欲しくなり、ついついローンの契約書にサインをしていたのでした。こんなに貧乏になるんだったら、よしとけばよかったと本当反省してます。えっ?買った枚数ですか?全部で6枚です。うち3枚は親も見てるけど、まさかそんなに高いものだとは思ってないだろうなぁ。


◆20代前半、友達の誘いに断れなかったり、仕事で飲み会とかあるたびに服を買ったり、遠恋していた彼(現主人)の所に行くためにと、ことあるごとにカードを使いまくっていた私。さすがに彼と同棲することになったときにばれるといけないと思い、職場の貸付制度を使い、最高限度の80万を借り精算しました。
が、それでもカードを使う癖が抜けずにいたんだけど、何とか支払っていけるだろうと思っていた時に家を建てることになったんですね。融資の手続きを一通りしていて、私が1人で某信用金庫に行ったときに「ご主人には内緒のようですね・・・」と貸付を利用していることとカードを使い込んでいることを指摘され「カードの方は他の銀行から借りて精算した方がいいですよ」と言われたので、慌てて近所のM銀行に行って100万円を借りました。他にもA銀行から20万ほど借りているんです。何とか主人にばれないように支払いを済ませようと頑張っています。
ちなみに現在もカードを使っていますが以前はリボ払いで失敗してるので、今は1括払いしかしないから大丈夫なはず・・・。


◆主人に内緒で、ネットで株に手を出した。(自分のお金と言い聞かせて)
某食品会社株を購入。それが、値を下げる、下げる、下げる・・・。損失、出てます。売るに売れず、売るタイミングを逃し、ううーん、これを「塩漬け」と言うのかあ・・・、と勉強。いたい。


◆業務上横領かな。これ以上の詳細は本当に言えない。捕まるじぇー。


◆「ネットオークションで買ったの、安かったんだ。」と主人には言っておいた子供の英語教材のビデオ。でも、本当はセールスの電話に引っかかって買ってしまいました。定価で。18万円でした。36回払いなんて組んでしまいました。
ビデオの存在にはあまり気にも留めてないような主人ですが、子供と一緒にビデオを見て「あれ〜、この話はじめて見る。この間のと別だよね?」とか言ってきてドキッ。一体、何本あると思っているんだろう。いくらだったの?と聞かれやしないか、どきどき。


…み…みんな、…が…頑張って下さい…。
さ、気を取り直して。次いきます。

【人生色々シークレット】

◆私は自分が1番好き。あまり自分のことに深く入ってほしくないです。


◆わたしの彼が知らないわたしの秘密を一つ。わたしにはお姉ちゃんがいます。異母姉妹なんです。ちなみに私自身も会ったことがないです。


◆ソ−プで仕事していました。


◆実は睡眠時無呼吸症候群なんです。 寝てる途中でいびきがひどくなって呼吸がとまるっていう病気。調べてみたら一分以上も呼吸がとまってました。


◆3年前に働いていた医院で、帰ろうとしたら院長に後ろから抱きつかれて耳を舐められた…気持ち悪かった。最悪。


◆私、実は男の人を20人くらい食った(EATじゃないぞ)事がある。若気の至り。


◆最近ちょっとこっそりお見合い紹介所に登録してみようかなぁ、などと言うことをこっそり考えている、


◆なかなか好きな人が出来ません。結婚してないし決まった恋人もいません。
友達の紹介で会ったり、親が心配して知り合いから紹介してもらってきた人に会いました。その他にうちの近くで声をかけてきたのがきっかけだけどなんとなくいいかなと思ったので会うようになった人がいます。
仕事が忙しいので普通に付き合うことが出来ないと言われて、それでも月に1回くらい何回かうちに来ました。
でも、これはいわゆる都合のいい、ただの遊びになってると思うのでこんな中途半端はイヤだなと思っています。
でも、淋しい気持ちもあって、好きな人が出来て熱い思いを持つことが出来たらと 思うけど最近はずっとなんとなくという感じで過ごしてる気がします。


以上。
そして最後にお送りするのが「女の秘密シリーズ」2連発。まずは未婚女性の秘密 を。

【彼女のシークレット】

◆私には今、付き合って4年目になる彼氏がいます。その彼氏にいまだに言うことの できない秘密。ここで明かしてしまいます!!!
それは・・・会う前に必ず全身の無駄毛をカミソリで剃っていること!
足、腕、わきの下はもちろんのこと、おなか、おっ○い、顔・・・。そんなに毛深いという訳ではないのですが、何かあった時に体がザラザラしてたら・・・。いつ触られてもサラサラのやわやわでいたい・・・。
そんな思いからなのですが、習慣ついているため、やめることもできずにいます。
そんなもんだから、ここ何年はずっと会う前の準備にかなり時間がかかっています!!!ずっと秘密にしていること。口がさけても言えません。あぁぁハズカシイ・・・・・


◆彼に未だに言ってませんが、会社の同期の男の子にプロポーズされました。「二股かけてみない?」とも言われ、かなり本気モードでした。結局断り、その男の子は会社辞めたのでこのまま内緒にしておきます。


◆昔(高校の頃)すきだった人の写真をまだ持っている。やっぱり、今の彼に話したら嫌がられますかねぇ?


◆今の彼の前に付き合っていた人がいましたが、今彼には「今まで誰とも付き合ったことがない」と言ってしまいました。元彼とはあまり良い思い出がなく、今彼と出会った頃ついつい嘘をついてしまい そのまま・・・。
私の初めての彼ということを喜んでいる彼には、今更言えないし言う必要もないのでもちろん隠し通します!


◆8年も付き合っている彼と、年内中に別れようと決意している。(向こうは、本気だと思っていないようですが・・・)


◆彼氏も知らない私の秘密。いつもは部屋が豚小屋です。そんなん隠したりしてたから逃げられたのかな。


◆彼氏には、彼氏の友達と関係を持ったことを内緒にしてます。彼と付き合う前の話ですけどね。
「なんか、あっただろう?」って、聞かれた時、「何にもないよ!」とシラをきり通しました。
多分、今も何も関係がなかたと彼は、信じていてくれてると思います。ごめんなさい。もう、これは、お墓まで持っていく秘密です。


男性諸君。彼女の全てを知る必要はない。
「彼女は確かに自分を愛してくれている」
その気持ちが伝わっているなら、もうそれで十分ではないか。君に会っている時以外にも、当然の事だが彼女の生活がある。そこで起こったことで悩んだり迷ったりすることもあるだろう。それでも彼女は君の事を愛してくれる。それ以上何を望むというのだ。
ということで、彼女の秘密、終了。


さあ、お待たせ致しました。今回の企画のラストを飾るのは「女の秘密」シリーズその2。
まずは読むべし。

【妻のシークレット】

◆私は結婚していますが、先日偶然に昔の彼氏と会いまして、音楽話で盛り上がり(昔その彼がきっかけで、洋楽を聞くようになりました)、彼のお気に入りアーティストのダビングMDが先日届きました。
彼も妻子持ちですし、お互い怪しいことには間違いなくならないのですが、やっぱりダンナには言えませんねぇ・・。


◆携帯電話の簡易留守録に好きな男性の声をずっと消さずに保存していて、時々聞いてはキュ〜ンとなっています。先日、旦那に「留守電入ってるよ。聞いてないの?」と言われドッキドキ!「めんどくさくてそのまんまなだけ〜」なんて言っておきました。そろそろ消した方が安全かな・・・


◆実は私、不倫してます!
相手は中学時代の同級生Tくん(独身)。
Tはマジメな人なので「不倫なんていけないことだ」と思いながらも、男としての本能にも逆らえず、いつも罪悪感を持ちながら私を抱いてくれているようです。
私はというと、ダンナのことは大嫌い。
この人のどこが好きで結婚したのか思い出せないくらい嫌いなんです。もちろんダンナとは子供が産まれて以来約3年間セックスレス。どうやってうまいこと別れてやろうかとマジで考えていた時にTくんに再会したんです。13年ぶりに。
そんな訳で、私には罪悪感ってものがちっともないんです。Tとは対照的で「バレなきゃいいじゃん!」ってタイプ。彼と一緒にいられる時間がとにかく楽しい。
最初は「大人の付き合い」のつもりだったのに、今ではかなり本気で彼のことが好きになってしまっているのです。この先、どうなるのかなぁ。。。


◆今のダーリンとおつきあいする以前、お互い好きでありながら恋人になり損なった人がいました。その人は私に恋人が出来たことも知っています。そして今でもたまーに連絡が来ます。
何でも言い合える関係だったので、何かを越えた友人になれるかと思いましたが、連絡が頻繁になると鬱陶しく感じることも多くなりました。
かと思えば、連絡が途絶えると気になって仕方ありません。似た人を見かけては、目を奪われたりします。遠い街で今はどんな風に暮らしているのか訪ねてみたいとも、たまに思います。
やましい事など何もありません。でも時々、その人を思い会いたくなります。
余計な心配はかけたくないのと、何となくだけどダーリンには言えずにいます。


◆いつも家に遊びに来るダンナさんのお友達がとてもカッコよくて、見る度に密かにトキめいている。


◆旦那に内緒なこと。
知り合ってからはや4年半。体重が知り合った当時よりも40キロ違います。けど旦那には「20キロ増えた」ってことにしてます。あぁ、これも内緒内緒。


◆「いつか子供欲しいねー」なんて口では言ってるけどほんとは全く欲しくない。あとへそくりが200万ある。


◆ワタシ、旦那には内緒なんですが、肝臓悪くて酒とめられてるのに、ご飯をつくりながら日本酒をつまみ飲みしてます。だから実は肝臓がちょっと悪化してます【汗】 けど、それを「仕事忙しいからー」ってことでごまかしてます・・・。
・・・すいません、仕事忙しいんですよ、ストレスあるんすよ(笑)。内緒で飲んでます。内緒にしてください(笑)。


以上。
結婚とは一体なんだろう。そして女とは?男とは?恋って?愛って?信じるって何?…。
平和で平穏そうに見える世の中も、実は数え切れないほどの秘密の上に成り立つ、ある種の奇跡なのだ。


というわけで、これにて隔週刊サトル特別編「あなたの相方(妻、夫、恋人、親友等)も知らないあなたの秘密をテルミー」回答特集を終わる。

ほんの軽い気持ちで読者に問うたこの質問によせられた回答は、こちらの意に反して、非常に濃厚なものであった。
近いようで遠い、遠いようで近い、という独特の存在であると思われる私にだからこそうち明けてくれたのだろうか。
とにかく、全ての回答を読みながら、僕は時に声を出して大笑いしつつも、なんだか感動してしまった。人それぞれにそれぞれの時間が流れ、他の誰のものでもない、その人だけの人生を送っている。そんな当たり前のことをあらためて実感する。

人は1人では生きていけない。
人は1人で生きていかなければならない。

この矛盾する2つの正論の意味を僕はもう1度考えてみようと思う。


最後になるが、勇気を出して大切な秘密を教えてくれた参加者の皆さんに心から感謝したい。
坂本サトル、天に誓ってあなたの名前を明かさない事を約束する。
どうかご心配なく。





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