東日本大震災
被災地支援イベント
「日、出づるところへ」


*イベント趣旨
2011年3月11日に起こったこの大惨事により,僕らの故郷は変わり果てた姿となり,多くの尊い命が失われました。
このイベントは,宮城県出身の声優山寺宏一と青森県出身のシンガーソングライター坂本サトルが発起人となって,趣旨に賛同してくれた出演者のみなさんのご協力の元,震災に苦しみ,そして立ち向かっている被災地のみなさんに少しでも役立てるよう行われるものです。
チケット代金は全額が被災地に寄付されます。

多くの著名人が巨額な義援金を送り,日本中はもちろん,世界中の国々が支援の手を差し伸べてくれている現状の中で,このイベントができることは何でしょうか?

今(2011年3月下旬)「何かしたのに何も出来ない」と歯がゆい思いをしている方が日本中,いや世界中に大勢いることでしょう。
しかし,ここで大切なのはその歯がゆさをキープするということです。

やがて被災地も復興を始め,インフラも交通網も回復し,地元の産業がゆっくりと回復していきます。
大切なのはその時です。
観光でも仕事のついででも,現地に出かけて行く。そしてそこに宿泊し,食堂でご飯を食べ,おみやげを買って帰ってくる。
できるだけ小さなお店がいいかも知れません。
出かけていけない人は,近所のスーパーでできるだけ被災地で作られたものを購入する。ネットでお取り寄せ,という方法もあります。
今,緊急に必要なものが「命を救う支援」だとするならば,数ヶ月後以降に必要なのは「生活を救う支援」です。
そしてその支援は,長い時間をかけて継続的に行われることが重要です。

もちろん,今回のイベントでは1円でも多くの募金を集める事が大きな目標です。
しかしそれと同じぐらい大きな目標は「2週間後も2ヶ月後も2年後も,この震災と,その時に味わった歯がゆい気持ちを忘れないでいてもらう」ことにあります。

今回の出演者が共同で寄付を呼びかけ,どこかの口座に募金を振り込んでもらうことが1番効率の良い義援金集めかも知れません。
それでも敢えてイベントをやるのは今回の震災で感じた気持ちを体感したものとして記憶にとどめてもらうためです。
「振込をする」ことよりも「イベントに参加する」方が長く記憶が残るはずです。

「記憶し,長く続ける」
自分たちに言い聞かせつつ,これがこのイベントの意義であると宣言します。

東日本大震災被災地支援イベント「日,出づるところへ」
あなたの参加をお待ちしています。

2011年3月24日
発起人 山寺宏一、坂本サトル

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当日,参加できない方は
こちらをご覧下さい


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